2022年夏、営業時間が拡大し日曜日も買い物が出来るようになったトロント市民の台所「セント・ローレンス・マーケット」
200年以上の歴史ある老舗マーケットには120件ものお店が並び、各国のグルメやお土産探しにもおススメのスポットです。
この記事ではセントローレンス・マーケットと、ユニオン駅から地下街「PATH」を使った行き方や周辺の見どころを紹介します。
セント・ローレンス・マーケット
St. Lawrence Market
93 Front St, E, Toronto
行き方:ユニオン駅から徒歩約10分、キング駅から約8分
1803年にオープンした歴史ある老舗マーケットは、トロント市民の台所として親しまれています。
野菜や生花、地元のマスタードから新鮮なパスタやロブスター、パンなどを販売しています。
通りを挟んでメインのサウスビルディングと、ノースに分かれています。
サウス・マーケット
初代の市庁舎を利用した石造りの趣ある建物に、120件ほどのお店が並ぶトロント最大の屋内マーケット。
肉や野菜、魚などの生鮮食品やチーズやベーカリー、キッチングッズやギフトショップなどがあります。
デリやレストランではイタリア料理、ギリシャ料理など各国の料理をテイクアウトしたりイートインスペースで味わえます。
ノース・マーケット
土曜日に、近隣の農家などが集るファーマーズ・マーケットが開かれます。
営業時間
顧客の要望により仕事帰りに寄れるように平日は2時間延長、さらに日曜日も買い物が出来るようになりました!
試験的なプロジェクトの一環なので、変更の可能性あり
サウスマーケット
月曜日:休み
火曜日~金曜日:9am-7pm
土曜日:7am-5pm
日曜日:10am-5pm
ノースマーケット
ファーマーズマーケットは今まで通り
毎週土曜日:5am-3pm
当日はスペシャルイベントが開催
2022年7月31日日曜日スタートとなり、様々なイベントが行われました。
有名シェフによるデモンストレーションやティスティング、マジシャンなどのパフォーマンスや先着2,000名様にエゴバックが配られました。
マーケット・ストリートは閉鎖され、ジャズバンドのライブがありみんなダンスしたり楽しんでいました。
エコバックGETできました!
これが最後の1枚だよと、ギリギリ頂けてラッキー!
セントローレンス・マーケットの見どころ
まずは1階から、フロントstから入口を入っていくとすぐ右手にお土産屋さんがあります。
1階はお肉屋さんや、野菜、ベーカリー、スィーツ、チーズ、奥には鮮魚店もあり観光客だけでなく地元の人たちが買い物に来る場所です。
右手側にはピーミールベーコンサンドイッチのお店が並んでます。
Carousel Bakery
ピーミール・ベーコンサンドイッチが有名なベーカリー。
ピーミール・ベーコンはトロント発祥のカナダ料理で、細切りにしたポークロースを燻製したハムみたいなベーコンを何枚も挟んだもの。
他のパンも美味しいので、たまに買いに来ます。
チーズ専門店、マスタード専門店「Kozlik’sCanadian Mustard」もあります
St. Urbain Bagle
モントリオールスタイルのベーグルを初めてトロントに広めたお店。
本場モントリオールのモチモチとした食感のベーグルが購入出来ます。
お気に入りのキッチングッズ屋さんの前には、イートインスペースや地下へ降りる階段があります。
下の階には、食材を売るお店、お土産屋さんなどが並んでいます。
ギフトショップもたくさんあって、定番のメープルシロップも安く買えたりメープル型のパスタもお土産におススメ!
カナダのファミリー一押しのお店「ムスタチオ」
閉店時間前に閉まってしまうこともあるので注意!
Uno Mustachio
イタリアンサンドイッチが人気のお店で、ボリュームたっぷりでおいしいです。
子牛とナスのカツレツがおススメです!
マーケット内でも食べれますが、天気の良い日はお外で食べると気持ちがよくておススメです!
ユニオン駅から「PATH」を通っていけば、夏の日差しや寒い季節でも快適に行けます!
PATHとは
トロントのダウンタウンの地下ネットワーク。
30キロを超える地下街には1200店以上のレストランやショップと、ユニオン駅を含む6つの地下鉄の駅、デパートやホテルへもアクセス出来ます。
CNタワーやイートンセンターなど人気のスポットにもPATHで結ばれています。
ユニオン駅からの歩き方
ユニオン駅
ダウンタウンの中心に位置するネオゴシック様式の美しい駅で、VIA鉄道やGOトレインなどが乗り入れています。
地下鉄ユニオン駅の改札を出て、「Brookfield Place」のサインを目印に歩いていきます。
通路を歩いていくと両側にはショップがあり、フードコートに出ます。
ブルックフィールド・プレイス
181 Bay St. Toronto
営業時間:月~金 9:00-18:00
土日休み
レストランやショップ、オフィスなどが入ったショッピングモール。
地下にはフードコートや、スーパーなどがあります。
オフィスビルなので、土日はほとんどのお店はお休みです。
奥には、スタバやホッケーの殿堂があります。
Hockey Hall of Fame (ホッケーの殿堂)
アイスホッケーの博物館で、スーパースターが身につけていたアイテムやスタンレーカップなど、アイスホッケー関連の記念グッズが展示されています。
モントリオールのチーム「カナディアンズ」のロッカールームが再現されていて楽しかったです。
エスカレーターで1階に上がります。
Allen Lambert Galleria
有名なスペインの建築家によって設計されたアレン・ランバート・ギャラリー。
現代的な大聖堂のようなホワイトメタルのアーチで、たくさんの光が入りキレイです。
オフィス街なので、週末や夜は人も少なく写真を撮るのにおススメです。
Spirit of Hockey
オフィシャル・ホッケーグッズのお店。
「ホッケーの殿堂」とセットで来るホッケーファンも多く、ユニフォームから帽子、パックなど見ているだけでも楽しいお店です。
ショップの横から外に出れます。
外に出ると劇場「メリディアン・ホール」があり、その先にドック愛好家に人気の公園があります
Berczy Park (バークジー・パーク)
都会のオアシスの小さな公園は、2017年にリニューアル。
シュガービーチも設計したモントリオールの建築家クロード・コーミアによって設計されました。
入口の看板の上に猫がいました!
巨大な手のオブジェもあります。
名物の「Berczy Park Dog Fountain」
噴水には犬たちが頂上にあるゴールドの骨を見上げています。
27匹の犬と1匹の猫がいます。
高層ビルに囲まれた都会のオアシス。
犬を連れた人が多く、水遊びをしたりベンチでリラックスしたりしています。
かわいい女の子とネコを見つけました!
夜のライトアップもキレイです。
デレク・マイケル・ベサントの壁画
1980年代からカナダ国外のパブリックアートなどを制作する、カナダ人アーティスト。
公園の東側にある人気のフラットアイアン壁画は、本物の窓も見えます。
グッダーハム・ビル
トロントのランドマークのひとつで、1892年に建築された5階建ての赤レンガ造りの建物。
細長い形は「フラットアイアンビルディング」としても知られ、ニューヨークのフラットアイアンビルディングより古く建てられています。
グッダーハム&ウォルツ蒸留酒製造所のオフィスとして使われ、現在もオフィスビルとして使用されています。
Winners
公園の向かいにあるアウトレットショップ。
カナダ全土に展開していて、コスメや衣類、インテリア、キッチングッズ、寝具やバックなどが売っています。
有名ブランドやデザイナーズブランドのコーチやカルバンクラインなどがお得に買えます。
サムソナイトのスーツケースや、ブランドのコスメなど掘り出し物に出会えます。
C'est What
クラフトビールが飲める居心地の良いバー。
マーケットから東へ約10分、ディスティラリー地区がありどちらも人気の観光スポットです。
マーケットから南へ約10分、ランチを買ってシュガービーチへ行けます。
まとめ
トロントの台所として親しまれている老舗マーケット。
トロント発祥のピーミールベーコンサンドイッチやイタリアンサンドイッチの他、各国のグルメが楽しめお土産探しにもおススメ。
ユニオン駅からPATHを使って、散策できる見どころを紹介しました。
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