ウエストジェットのプレミアムエコノミーで、成田国際空港からカナダ・カルガリー、そしてトロントへ行って来ました。
2023年5月より開設されたアジア路線を、プレミアム エコノミーへアップグレードした搭乗記。
初めてのウエストジェットは国際線・国内線とも遅延はなく、国内線は直前でゲートと機体変更がありました。
この記事では、気になるプレミアムエコノミーの特典や機内の様子、食事などを紹介します。
プレミアムエコノミーは受託手荷物2個無料で、たまにエコノミーよりお得な場合があるのでチェックしてみて下さい!
ウエストジェットとは
カナダのカルガリーに本部を置くカナダ第2位の大手航空会社
国際線:成田/カルガリー線
2023年5月より、初のアジア路線として成田ーカルガリー線を運航しています。
ボーイング787-9はビジネス16席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー276席の320席です。
全ての乗客に、無料の飲み物と食事が提供されます。
フライト時間は、10時間5分
カナダ国内線
プレミアムエコノミーの場合、スナックとドリンク、2.5時間以上のフライトには暖かい食事も含まれます。
エコノミークラスの場合、機内食はオプションで購入できます。
プレミアムエコノミー 成田線
・2X3X2配列の座席
・独立したプレミアムクラス専用キャビン
・快適なシートと、やわらかな毛布と枕
・エコノミーと比べシート幅、シートピッチ、ひじ掛けも広い
ビッチ | シート幅 | |
ビジネス | 約117㎝ | 約53㎝ |
プレミアムエコノミー | 約96.5㎝ | 約48㎝ |
エコノミー | 約79㎝ | 約43㎝ |
食事
・離陸前にウエルカムドリンクでお出迎え (シャンパンかオレンジジュース)
・機内食はグレードアップされ3種類から選べ、ランチョンマットと陶器やグラス、金属製カラトリーで提供されます。
・飲み物はワイン、ビール、スピリットも含まれます。
・フライトの24時間前までに予約すれば、特別な食事を用意できます。
エンターテインメント
・13.3インチの個人用モニターに映画やTVドラマを視聴可能
・インターネット接続が可能 (有料)
・機内用のパッシブ・ノイズキャンセリングヘッドフォン
・AV電源コンセント・USBポート
特別なおもてなし
・座席にはボトルウォーター、アメニティキットが用意されておりアイマスク、リップバーム、靴下、耳栓が入っています。
・チェックイン、搭乗、荷物の受取りがエコノミーより優先されます。
・該当する空港では、有料でラウンジを利用できます。
・キャンセルや変更可能 (手数料はかかります)
・受託手荷物2個(23㎏)
荷物のサイズ (国際線、国内線共同じ)
個数 | サイズ | 重さ | |
身の回り品 | 1個 | 41X15X33 | - |
機内持込手荷物 | 1個 | 53X23X38 | 明記なし |
受託手荷物 | 2個 | 3辺の和が157㎝まで | 各23㎏まで |
気になる購入経緯と金額
7月末のハイシーズンの片道チケットを、スカイスキャナーで検索。
アメリカ経由だと11万円くらいの安いフライトもありましたが、カナダにダイレクトに来たくてウエストジェットにしました。
受託手荷物が2個(23㎏)込のフライトが、他の便より数千円高い位の約16万円のチケットがTrip.comで見つかりました。
この時点でウエストジェットのHPから同じ日の金額を確認し、Trip.comの方が安かったので購入しました。
公式サイトと同じ値段の場合もあるので、同じなら公式サイトから購入したほうが安心です。
数時間で発券され、その後の座席指定も340円、しかもTrip.comのコインを使って0円でした。
座席指定の際、席が2-3-2となっていて初めてプレミアムエコノミーだと気付いて得した気分でした!
成田線では、私の隣の女の子はエコノミークラスからのアップグレードで、両親はエコノミーに。
「このままプレミアムエコノミーにいたい」とCAさんにお願いしてたので、席が空いてればエコノミーからのアップグレードもあるようです。
8月下旬の日付で検索したら、公式サイトでもエコノミーよりプレミアムエコノミーが安い場合も!
マメにチェックするとプレミアムエコノミーにお得に乗れるかも知れません。
実際に搭乗しました
チェックイン
ビジネス、プレミアム専用レーンで、並ばずチェックイン出来ました。
購入時カルガリーで荷物を一度ピックアップする必要があるとの事でしたが、トロントまで運んでくれるとの事。
アプリからオンラインチェックインは済ませていたのですが、並んでなかったのでカウンターへ。
荷物がトロントピックアップと聞けたので、カウンターに行って良かったです。
受託手荷物に、プレミアムのタグをつけていたので優先的に出てきます。
機内へ
ボーディングはゾーン1なので、優先的に搭乗出来ました。
搭乗口もエコノミーとは別なので、ゆっくり荷物の出し入れが出来ました。
ゆったりとしたシートに、各席に枕と袋に入った毛布が置いてあります。
座席は2-3-2で、シートもゆったりとしていて、ひじ掛けも広かったです。
専用モニターがあり、映画・テレビ・音楽、フライト情報などがあります。
しかも1つのテレビ番組(観たのはビッグバンセオリー)で通常用意されているのは5~6話くらいですが、ウエストジェットは10話以上あって延々に観れました。
座席前のポケットにボトルウォーター、ヘッドホン、アメニティポーチが入ってました。
アメニティポーチの中身は、アイマスク、リップバーム、耳栓、靴下でした。
席に着くと離陸前、ウエルカムドリンクサービスがありました。
「シャンパンかオレンジジュースはいかが?」とメニューを配りながら1人1人名前を読んでくれるのが嬉しかったです。
シャンパンを頂きました。
離陸後、キャビンアテンダントさんが来て
「OO様、本日担当するXXです。以前にわが社のプレミアムエコノミーを利用したことがありますか?」
初めてだというと、シートの倒し方、テーブルは右のひじ掛けの中、左のひじ掛けのポケットにイヤホンジャック、コンセントなどがあると説明してくれました。
テーブルの出し方を聞くと、「ここを持ち上げるのよ」とテーブルが自動で飛び出しました。
びっくりしてると「ウエストジェットはサプライズが好きなのよ」と。
そして「クッキーかプレッツェル、どちらがいいか?飲み物と食事は?」と聞かれました。
残念ながら食事は、最後の席だったのでビーフ、チキン、パスタのうちパスタしか残っていませんでした。
ウィスキーとクッキーを頂きました
しばらくしてホットタオルが配られ、各テーブルにランチョンマットを引いてくれます。
その後、食事が届きました。
カラトリーの他、お箸もありました。
【メニュー】
・レンズ豆のサラダ
・スピナッチとブロッコリーのカネロニ
・ストロベリームースケーキ
・パン
スピナッチのパスタはカネロニでトマトソースだったので、ラザニアっぽかったです。
正直すごいおいしいとは言えず、搭乗前にラウンジでお蕎麦食べてきて良かったなと思いました。
機内ではほとんど寝ないので、テレビドラマを観て過ごしました。
10時間半のフライトだったので、途中ギャレーに行って赤ワインを頂きました。
「スナックがあるから取って行って。これもあるよ。チアーズ」と言ってくれてうれしかったです。
着陸の約1時間半前に、朝食としてキッシュと好きな飲み物が提供されました。
フルーツがおいしかったです。
機内は前方よりビジネス、プレミアム、ギャレー、エコノミークラスの順になっていてそれぞれにカーテンで区切られていました。
プレミアムは28人のみで、トイレもエコノミーからはカーテンで遮られていたので、混むことなく利用できました。
プレミアムエコノミークラスは初めてでしたが、CAさんがとても穏やかで声のトーンも静かなのでゆっくり過ごせました。
カルガリー到着、入国と乗り継ぎ
乗り継ぎのサインに従って進み、荷物のピックアップはスルーして入国審査へ。
キオスク端末で入力し、税関審査員にレシートを渡して無事入国。
乗り継ぎですが、1度カルガリー空港の外に出てしまったので再度保安検査場へ向かいました。
国内線 カルガリーからトロント
国内線のプレミアムエコノミー
・スナックとドリンクはいつでも含まれ、2.5時間以上のフライトには暖かい食事も含まれます。
・カルガリーからトロントまでは、3時間50分程のフライトです。
直前にフライトが変更!
搭乗を待っている間に、搭乗ゲートがDからCに変更しました。
海外ではゲート変更はよくあることなので、注意!
Trip.comからもゲート変更のメールが届きました
その後、ウエストジェットからメールが届きました。
”機内のエンターテインメントと航空機が変更となりました。
一部払い戻しの対象となる場合があるので、フライト後にリクエストフォームに記入してください。
航空機には、機内エンターテインメント、Wi-Fi、座席の電源がありません。
搭乗する前に、個人の電子機器に映画、テレビ番組、ゲーム等をダウンロードすることをおススメします”
乗り継ぎ時間は、コンコースBにある「Elevation Lounge」に行き食事とお酒を頂きました。
アジア線のビジネスクラスの方:無料
ウエストジェット利用の場合:大人1名$59 + GST
私はプライオリティ・パスを使って無料でした!
機内の様子
座席は3-3でモニター無し、ブランケット無し、まさにLCCの座席。
本来の機体ならプレミアムシートは2-2だったので、プレミアムの方のなかにはなんだこの機体は!と言ってる人もいました。
ただ3列目までがプレミアムシートなので、3人席に2人づつ座りました。
離陸後30分位してから、プレミアムの人に「飲み物は何にするか?ハムチーズサンドイッチはいるか?」と聞いてました。
私は飲み物だけ頂きました。
到着1時間前に、プレッツェルかクッキーのサービスがありました。
4時間ほどのフライトでしたが、座席が硬くてストールを置いて座りました。
トロント到着
国内線なので、そのまま荷物をピックアップへ。
スースケースは一番初めに出てきました。
機体変更によるリファウンド申請もしたので、どれくらい戻ってくるのか楽しみです。
デルタのマイレージが加算されてました
成田~カルガリー | 4,950 |
カルガリー~トロント | 1,676 |
合計 | 6,626 |
まとめ
ウエストジェットのプレミアムエコノミーで、成田国際空港からカナダ・カルガリー、そしてトロントへ行って来ました。
2023年5月より開設されたアジア路線、プレミアム エコノミーへアップグレードした搭乗記。
この記事では、気になるプレミアムエコノミーの特典や機内の様子、食事などを紹介しました。
読んでくださり、ありがとうございました。