Arlington National Cemetery

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海外旅行

ケネディ大統領が眠る、全米最大のアーリントン国立墓地の見どころ

アーリントン国立墓地で50年以上に渡って行われている「フラグイン」

メモリアルデーの週末の前に「オールド・ガード」と呼ばれる兵士たちが全ての墓石の前に国旗を掲げます。

この記事では、アーリントン国立墓地の見どころや行き方などを紹介します。

メモリアルデーに合わせ旅の思い出を振り返ります。

メモリアルデーとは

アメリカ合衆国の定めた祝日で、5月の最終月曜日にすべての戦争で亡くなったアメリカ軍兵士たちを追悼する日です。

かつては「デコレーション・デー」として知られていて、最初は南北戦争で戦死した北軍兵士の為に始められ、やがてあらゆる戦争で戦死した兵士に拡大されました。

アーリントン国立墓地

ワシントンD.C.から、ポトマック川を渡ってすぐのバージニア州アーリントンにある全米最大の国立墓地のひとつ。

1864年に、南北戦争の戦没者の為の墓地として築かれ、30万人を超える戦死者や家族が眠ります。

現在は軍人、政治家や宇宙飛行士などが特別な栄誉と共に埋葬されていて美しい緑の芝生に、白い墓石が整然と並んでます。

メモリアルデー前の伝統行事「Flags In」

メモリアルデーの前の木曜日に米国陸軍第3歩兵連隊「オールド・ガード」が墓石の列に沿って歩き、それぞれの墓石の前で立ち止まり、敬礼をして小さな国旗を墓石の前に掲げます。

これまでに戦死した20万人以上の軍人の墓地にアメリカの国旗を置くことで、米国の軍事英雄を称えています。

各旗は、墓石の土台からちょうどブーツの長さの位置の地面に差し記念日の後、一般公開される前に全ての旗を取り外します。

2021年は5月27日木曜日、オールド・ガードは全軍のサービスメンバーと共に26万以上の国旗を掲げました。

また、彼らは「無名戦士の墓」を警護し、この墓には4名の無名戦士が埋葬されています。

第1次、第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争それぞれで戦った4人の兵士は全ての兵士を代表しています。

メモリアルデーの献花式

米国大統領または、副大統領が演説を行い、無名戦士の墓に花輪を捧げ、米軍兵士たちがライフルで弔砲を放ちます。

アーリントンの他の墓には、退役軍人や家族が訪れそれぞれ花や祈りを捧げます。

2021年は、バイデン大統領が来ました。

行き方

ユニオン駅から、メトロ(地下鉄のブルーライン)でアーリントン・セメタリー(Arlington Cemetery)駅で下車。

歩いて3分ほどで着きます。

ユニオン駅で切符を買おうとしてたら、年配の女性が切符を買うのを手伝ってくれました。チケットを購入すると突然「お金がなくて何も食べていない」と言い出したので気を付けて下さい。

ビジターセンター

入口から入るとすぐビジターセンターがあります。

インフォメーションやお土産が売っていたり、有料の循環バスもここから出ています。

トイレもあるので、ここで済ませておくといいと思います。

天気が良かったので私は歩きましたが、とても広く丘ものぼるので循環バスがおススメです

整然と並ぶ墓石で、厳粛な雰囲気です。

ジョン・F・ケネディ大統領の墓

ビジターセンターから歩いていくと、ワシントンD.C.を見渡す丘の途中にケネディ大統領の墓があります。

左がケネディ大統領、右がジャクリーン夫人の墓で奥には1963年に暗殺されたケネディ大統領偲んで灯された「永遠の炎(Eternal Flame)」があり50年以上燃え続けています。

永遠の炎から、高台の上を見上げるとアーリントンハウスが見えます。

アーリントンハウス

1817年に建てられた南北戦争で南軍のリー将軍として有料「ロバート・E・リー将軍」がかつて住んでいた邸宅。

今はその内部が公開され、リー将軍の敷地はアーリントン国立墓地となっています。

アーリントンハウスの中は自由に見て回れます。

スタッフの方も当時の衣装を着ていて優しかったです。

庭からは、ワシントンD.C.市街やペンタゴンなどを望むことが出来、すごくきれいなのでおススメです!

無名戦士の墓

戦争で身元不明の戦没者が眠っています。

こちらも「オールド・ガード」により年中無休で警護されています。

夏季は30分ごと、冬季は1時間ごとに行われる衛兵交代式を見るために、多くの方が集ります。

私は時間がなくて見れなかったのですが、交代式見てみたいです。

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最後に

バージニア州アーリントンにある国立墓地には、戦死者や家族が眠ります。

ケネディ大統領のお墓や無名戦士の墓、アーリントンハウスの丘からワシントンD.C.やペンタゴンが見渡せるのでおススメです。

読んでくださり、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

クリスタル

旅の思い出や海外生活など、ブログに書いてます。

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